ブラッドブラザース@松竹座 2015.3.5〔昼〕


主演・桐山照史 神山智洋『ブラッドブラザース』大阪松竹座公演、3月5日昼の部にて鑑賞してきました。


ずーっと楽しみにしていたこの舞台。
うっきうきで(っていう表現が正しいのかはわからないけど)行ってまいりました。



生の舞台はジャニーズ関連のもの(すべて外部)をいくつかと、あとは本当に学校の芸術鑑賞会でくらいしか観たことがありません。そんなレベルですが感想書きます。


感想というより、演劇に関する知識もなければ、地歴の知識もないやつの自分用メモです。


※ネタバレ要素あり





最初発表されたときストーリーと配役を見て、逆では…?と思っていたけど違った。照史はミッキーだし、神ちゃんはエディでしかなかった。


ボキャ貧+文章構成が下手なので、とりあえず思ったことを箇条書きしていきます。



1幕

・オケ付きの舞台、というかミュージカルが初めてだったので、生演奏っていいなと思った(早速浅い…)。
それだけで引き込まれ方が違うし、単純に音楽が好きなので幕間に音出しとか聴こえるだけでウキウキした。

・初めに大人の姿で現れてから20分くらいはミキエディ出てこない。双子が生まれる前の話。
この時点でジョンストンのおばさまことマルシアさんの虜。圧倒されました。


・ナレーターの真琴つばささんはもうもちろん素晴らしいんだけど、音響のせいなのか?歌唱の言葉が聞き取りづらくて…これは他の俳優さんにも多くて、惜しいなと。
聞こうとしちゃうから、ちょっと現実に戻ってしまう感あり。


・ミスターライオンズさん役の方の演技が自分にはハマらなかった…普段からああいう演じ方をされる方なのかしら?
違う役を1人でたくさんする演出だから、あえて変化をつけなかったのかな?うーん…



・7歳のミッキーが話し始める前からかわいすぎる。どろんこでおとぼけな顔が超かわいい。
話したら完全に7歳。かわいい。はいかわいい。照史さんすごいとしか。

・「ぼくもうすぐ8つだもん!」
かわいすぎる(頭抱)

・郵便受けにおしっこかけるふりしてるミッキーのとこにエディ登場。綺麗なベスト着て紺ハイソでめっちゃええとこのぼっちゃん。漏れなくかわいい。
おめめがキラキラしてる。お手手キュッてなってて背筋ぴーんでかわいい。神ちゃん痩せすぎ、、細い、、

・あまりに純粋なエディに時々漏れるミッキーの心の声的なツッコミが完全に照史なのが面白い。良いアクセント。やっぱり間の使い方が上手い。

・2人があほなことでキャッキャしてるのがもうかわいすぎて…ずっと見ていたかった。

・サミーにマシュマロ吹かれるエディ、ネタバレ見ちゃってシーンは知ってたけど想像以上の勢いで吹かれてた(笑)
それでもニッコォ~するエディちゃん…あほかよ…かわいい

・吹かれたマシュマロをジョンストンのおばさまが拭ってくれるんだけれども、髪についたマシュマロが思いの外ベットリだったみたいで取れない(笑)
思いっきり取ったら髪の毛ぴょーんってなってて直してもらってた。


・ママにミッキーと遊んじゃダメって言われて癇癪起こすエディちゃん…もう…(ため息)。あんな可愛い子に、クッション抱きしめながら「ぼく、ママよりミッキーのほうがすきだ!」なんて泣かれたらママ立ち直れない…
・汚い言葉を使ってママにはたかれるエディちゃんの身代わりになりたかった(?)



・リンダ!!可愛い!!!ピーチケでよく見たからお名前だけは知っててずっと可愛いなって思ってた初・生の昆夏美さんめっちゃ可愛いかった!
そりゃミッキーもエディも惚れるよかわいすぎるもん。汚い言葉使ってガニ股でも可愛いんだもん。

・ここでの「指をクロスして10秒数えたら大丈夫」っていうのもひとつのキーワード…キーワード?なんだろ…このお話の大事な要素かなと(語彙力の限界)


・やっぱりキャッキャして遊ぶ3人が可愛い!
「92番のバスを待っているんだよ!」
一緒に言いたい!


・ライオンズ夫人が半狂乱になっちゃって、引っ越すことになったエディ。
ミッキーに会いにきたらジョンストンのおばさまとバッタリ。
神ちゃん「…う~~」って唇噛む感じで泣くの本当にうまくて…切なかった…それを抱きしめて慰めるジョンストンのおばさまもまた切ない。
自分とミッキー(orエディ?の小さい頃)の写真の入ったロケットをエディに渡すジョンストンのおばさま。




・照史メインの「長い日曜日」
エディが引っ越しちゃってさみしそうなミッキーがね…抱きしめたい…

・2人で歌うマイベストフレンド(マイフレンド?)がいい!!WSでちらっと聞いただけだったけど、その時は「上手いけどこれただの照史では…」と思ってたらたぶんちょっと歌い方変えてて子どもっぽくてよかった。
神ちゃんは歌詞に合わせてジタバタしたりしててかわいい~うを~~
「♪マーイフレーンド」のハモりが好きです。CDくださいな。
まじこんな2人がメンバーにいるジャニーズWEST最強だなとグループ重視な私はついつい思いましたよ

・でもまだまだ良くなれるなあとも思いました(←初ミュージカルの人w)
ちょっとカタいし、一生懸命さは伝わるけど、もっと"ミッキーとエディ"で歌えるとさらに良いかもしれない!でも好きだ!


・ジョンストン一家も引っ越すことに。やり直せる!っていう希望に溢れた感じで1幕終わり。



…というわけで1幕はひたすらかわいいを(心の中で)連呼。

本当にかわいいんだよ、、本当に子どもなんだもん。
初め照史が出てきたとき、もうすでにそこにいたのは7歳のミッキーだった。目が子どもなんだよね、、


ストーリーだけを拾えばとんでもないミセスジョンストンもミセスライオンズも、目の当たりにすると愛に溢れた母親で。
ただ、その間にものすごく罪深い事実があって、ミキエディがものすごくかわいい分2人のそれぞれの葛藤が苦しかった。


加えて結末を冒頭にネタバレされているわけで、だからこそ無邪気な2人が愛おしくて、苦しかった。「かわいい~」ってなるんだけど、次の瞬間にはものすごく悲しくなって、それを押し殺して観る感じ。



あとメイン以外をずっと同じ5人の役者さん+ミスターライオンズの渡辺正さんが何人も演じ分けていてただただすごいし楽しかった。次は何やるのかなと。
これ裏側も忙しないんだろうな~衣装いくつあるんだろう。
数えればフルでも13人しかいないのに、すごいたくさんの人間を見た感覚。



幕間は25分。



2幕


・サミーは16?15?渡辺大輔さん、1幕であんだけめちゃくちゃなマシュマロ吹き出す系男子(違)だったのに、ちょっと危ない雰囲気を醸すセクシーワイルド(語彙力(以下略))な兄ちゃんになっててすごかった。

・ミッキーは14歳!頭リーゼントで制服!やんちゃそうで偉そぶるんだけど、話し方は可愛さが残っててまさに思春期男子~~

・だからリンダかわいいから。制服超ミニでバス停に絡まってお色気ポーズでミッキー誘惑してるのかわいいから(泣) それ見て「わお」ってなるミッキーもかわいいから(号泣)

・バスでサミーのトラブルに巻き込まれるミッキーとリンダ。肝心なところで出てきて騒ぎを起こす兄…


・いいとこの学校に通っているらしいエディ。「はい、先生」声が低いよ!そんな声出るのね神ちゃん…!

・勉強のできないミッキー『ボロ族の主食は?』「かっぱえびせん!」
そんなミッキーに「愛してるわ!」なリンダ~~あほかわいい~~
悪態つくミッキー停学くらう。

・ジョンストンのおばさまにもらったロケットを先生に頑なに見せなかったエディも停学。


・私服のミッキーがレポ通り田中義剛でちょっと笑った(笑)
リンダかわいい~思春期特有の男子より先に大人に近づく女子感たまらん。お色気かわいい。戸惑うミッキーがかわいい。


・2人で歌う「あいつなら~」って歌。コンプレックスを気にするミッキーと、女の子を知らないエディ。
お互いのないものを羨む姿は、どんな人間にもあること。

・エディとの再会。
ちょっとイケボになってるエディ…神ちゃん…!イケボなんだけどちょっと神ちゃんが愛おしくなる感じです。

・「くそぶったまたまげ!」積極的に使っていきたい

・リンダへの告白を指南するエディが最高。「股間が燃えている!」って言うんだぜ~あほかよ~ミッキーちょっと引いてるよ~けどエディの言うことがさっきのリンダと同じだ!ってなるの単純。


・(恐らく)成人映画を見に行こうとするミキエディ、エディはジョンストンのおばさまと再会。お花をチョンチョンって切るおばさまに合わせて「あ~~」ってなってる2人な(笑)


・気づいて後をつけていたミセスライオンズ。ジョンストンのおばさまに斬りかかるのが怖かった。ミセスライオンズにとってミセスジョンストンは脅威で、離れたはずなのにまた近くにいる。そりゃどこまでも追ってくる魔女にも見える…でもそれは自分で言いだしたことが発端で、自分が蒔いた種から生まれ広がり続ける闇の中でもがく姿が痛々しい。


・映画を観終わった2人が最高~神山智洋のイケボ"おっぱい"連呼を聞けるのはブラッドブラザースだけ!

・リンダかわいい(以下略)


・ミッキーの喫煙シーン…!(言葉にならない)


・大学へ発つことを報告しようとするエディ。ミッキーは残業。まだ告われていないというリンダの前で自分の気持ちを押し殺してエディが歌う「僕は言わない」が切ない。女の子を知らなくて、純粋でまっすぐで、でも言わない。ミッキーがいるから。血を分けた兄弟の契りを結んだから。それがまたまっすぐで…エディ…(泣)

・このソロはやっぱりエディっていうより神ちゃん愛おしい案件だった。精一杯やってるんだろうな~でも神ちゃんの歌声大好きだし好き!!ただセリフと一緒でちょっと声低くしてるから、そのままの神山ボイスでも十分よかった気もした。


・ミッキーとリンダで熱いちゅー!
どうでもいいけど私は照史のキスシーンが大好きです。超かっこいい。
一番好きなのはシニカレでの橋本甜歌ちゃんとのやつ~コーラ渡して油断させてグイってするやつ~好き~


・エディが大学へ行っている間、リンダのお腹に子どももできて、ミッキーとリンダは結婚することに。
この結婚式のキスシーンがまた!!あのね~~私は見たよ。1階下手の1桁列からこの目でしかと見たよ。

ちゅーしたあとリンダにニコッてするのを。ミッキーなんなん?かっこよすぎちゃう???いやあれは桐山照史か??おい??(好き)


・幸せの絶頂だったのに、不況による突然の失業。帰ってきたエディは大学でモラトリアムを謳歌。
「ダンボールを組み立てるだけの仕事だったけど、それすら失った。あんな仕事でも、今なら天国のように思う」




・職が見つからず、ミッキーはサミーの強盗を手伝うも、サミーは発砲し人を殺めてしまう。その罪を被せられ、7年の刑が確定したミッキー。


・うつから薬漬けになって、表情がなくなり手が震えていくミッキーがただただ痛々しい。


・リンダは議員になったエディの力を借りて住まいとミッキーの職を見つける。
薬への依存が止まらないミッキーとリンダのやりとりが悲しくて悲しくて。
「俺はそこまで馬鹿じゃない」ミッキーはエディの支援に気づいていた。


・辛くなったリンダはエディと会う。
ここでエディがリンダの頬にキスをするんだけれど、雑誌での大人のキスの意味がわかった。頬へのキスだけど、とてもセクシーで切ないキスだった。


・ミッキーは薬をなんとか我慢するも、一緒にいるエディとリンダの姿を見て、家のピストルを持ち出し目の色を変えて飛び出す。
演説中?のエディを見つけ、壇上に登るも、エディの姿と周りを見渡し我に返る。
「俺にはリンダしかなかったんだ」そのリンダすら失うことの恐怖。?


・一度は思い留まるも、そこで母から自分とエディは双子であることを聞かされるミッキー。
「俺がこいつだったかもしれないのに…」
ミッキーは引き金を引き、倒れるエディ。ミッキーも暴発?武装警官の発砲?によって倒れる。


・二人は同じ日に生まれ、同じ日に死んだ。
ここでね!2人がね!1ミリも動かないの!!すごいわ。











なんだか最後ものすごく浅い感想で終わりましたけど。(笑)
とりあえず覚えている範囲で印象的なシーンを書いたらとても長くなった。


最後ミッキーが鬱になり、薬漬けになり、精神を病んでいくところからはもう心臓を握りつぶされているかのように息ができなくなった。
特にピストルを撃ち2人が倒れてからは本当に肺に酸素が到達しないような感じで苦しかった。


最後のシーンに関してはひたすら「オカンなんでそれ今言うねん…!」なんですけど(ごめん)、その時知らなくても、双子はいずれ真実を知り、きっと同じ日に死んだのだろうなと思いました。




2人が本当の血を分けた兄弟でなければ、ただの、本当に仲が良い・良かっただけの関係であれば、思い留まったミッキーは男としてのプライドをひとつ捨てエディに頼り、リンダへの愛を再確認し、少しずつ社会復帰できたかもしれない。


あるいは2人ともがジョンストン家、あるいはライオンズ家で育てられていれば、また違ったかもしれない。


でも2人は血を分けた兄弟であり、別々に育てられた。
だからこそ誕生日が同じであり、気があい、親友になったのだが、ミッキーには、"エディであった可能性"があった。


子どもの頃はおもちゃだったピストル。音が鳴るだけ、あるいはエアガン。それが大人になると実弾の入った、サミーが人を殺めた本物の凶器に。
子どもの頃なら、指をクロスして10数えれば弾は当たらない、大丈夫だった。でも大人になってしまった。


子どもの頃2人をつないでいたものが、大人になった2人を殺した。






あーだめだ何が言いたいのか自分でもさっぱり。


描かれているのはイギリスの昔の階級社会での、生き別れた双子の悲しい運命なわけだけれども。
ただひたすら悲しいわけでもなくて。どこか希望のよつなものも感じたり。それがどこなのかは自分でもわからないけれど。


すごくわかりやすいし、見応えがあるのだけれど、ここから何かを語れと言われると難しい。
ここでのミッキーがとか、これのエディがとか、そういうのは語れても、全体となるとすごく難しい。




なんだろ~~悲しいんだけど悲しいだけじゃないんだよな~~
かといって何か教訓めいたことがあるわけでもないし、何かを訴えているわけでもないし…




ただいえるのは素敵な舞台だということ!
難解で後味悪いとかでは全然ない!むしろストーリーすごくわかりやすい!


音楽が楽しい!お芝居もとても楽しい!ノーストレス!(ほぼ!)


ただこの舞台から何を感じ取るものがあるとするなら非常に千差万別だと思う。
自分が感じ取ったものすら言葉にできません…くそぅ…




もう一回見たい…お金…!






ジャニーズWESTファンとしてはやっぱり誇らしかったです。
あれだけのキャストの中で堂々と主演を務める2人はすごくかっこよかった。


照史の演技力はもうさすが。
神ちゃんは、新たなお芝居がたくさん見られて新鮮だった。




あとカーテンコールで、マルシアさんと2人のやりとりがすっごくかわいいの。そこに神ちゃんがちゃんと入ってるのがまた嬉しくて嬉しくて…
照史はオケの方ともイェーイ!ってしててさすがだった…コミュ力おばけ…




ジャニーズWESTって外部で闘えるメンバーが多いのが魅力だと思っているので、もちろんグループ活動を充実させてほしいけど、お芝居とか外部の個人仕事とかもどんどん経験していってほしいなと思います。


まあみんな結構経験しているけども。


あとやっぱりコミュ力が強いですよね…共演者を次々魅了する力持ってるのすごいな~この人たち。




ブラブラ話から脱線してしまった(笑)




いや、この舞台私は好き、とは違うかもしれないけど素敵で、本当にもう一度見たい。


見る人のあらゆる立場の違いによっても、その日の気分によっても、見方が全然違いそう。




あと上手とか下手とか、1階2階3階でも感じ方は違いそう。
1階下手で見たから、次があるなら3階上手とかで見たいかもしれない。




あーーいいもの見た!!
しばらくブラブラ中毒です。


まーいべすふれん♪

0コメント

  • 1000 / 1000