身内でもない赤の他人をこんなに応援してくれるなんて

テレビジョン6/30号の濵田くんの言葉です。


"ファンの人から愛を感じるときは?"
という質問に対し、こう答えていました。


言い方はアレやけど、身内でもない赤の他人をこんなに応援してくれるなんてすごいことやなって。



これを見た瞬間、濵田崇裕というアイドルを応援してきてよかったな。
これからも信頼できるな。
って思えました。




ジャニーズ事務所という、大きくて力のある事務所のデビュー組グループのメンバーが、こんな風に思ってくれているなんて、とても嬉しかった。




わたしは、アイドルを応援しているけれど、その関係はあくまで消費する側とされる側だと思っています。


ファンはアイドルに夢を見て、彼らを消費します。表面だけではなく、ときには裏面を勝手に想像して消費したりもします。
行き過ぎてしまう人はプライベートにまで介入することもあります。許されることではないけれど、そういう人はなかなかいなくなりません。


人は食べ物や遊びと同じようにアイドルを消費します。
そして、飽きたら消費をやめる。それだけなのだと。




いくらアイドルが好きで、応援していても、ファンにとってアイドルは家族にも友だちにもなることはないんですよね。
だから、そのアイドルをいつまでも応援している保証はない。


ちょっとしたことで、他のアイドルに移ったり、ファンをやめたりすることができます。


それは、私たちがアイドルに対して責任がないから。
私たちは、消費の対象を自由に決めることができるのです。



それは別にだめなことではなく、自然なこと。当たり前のことなのです。


つまり、ファンとは"絶対"の存在ではないということ。
赤の他人であるアイドルを、勝手に好きになり、勝手に消費し、勝手に飽きます。




そんなファンのことを、いて当たり前だとか、そういう想いはそういう想いでとても嬉しいですけど、決してそうは考えていないであろう濵田くんの思いが見れた気がして、私はとても嬉しく思ったんです。




現に私は、赤の他人である濵田くんを3年前から応援しています。
その前から存在は知っていたし好きですが、いわゆる彼にお金を出す"ファン"ではなかったです。


私は今芸能界の中で一番彼のことが好きですが、今後もずっとファンであるか保証はできません。
たとえ"好き"なままでも、それ以外の理由でファンを続けられなくなる可能性だってあります。




それくらい、ぼんやりした存在なんです。ファンなんて。




だから、きっと、濵田くんは割り切ってパフォーマンスをしてくれるんだと思います。


身内でもない赤の他人をつなぎとめておくために、パフォーマンスするのです。


消費されてくれるのです。





そう思ったらそれだけで泣けてくる、、し、そこをきちんと理解した上でアイドルをやっているんだと知って、益々好きになりました。




ジャニーズWESTは特にみんな、自分に求められる役割を理解してお仕事する力が高い。だからこそ、あの底抜けの明るさと、不思議な儚さの同居というか、すぐそこにいるはずもないのに、いるように感じさせる力。


それがとても強いと思います。






置かれた環境、スタッフさん、ファンの存在…どれもが"当たり前ではない"と誰かがずっと感じていれば、ジャニーズWESTはこれからも高みを目指せる。


そう思えます。






濵田くん。
これからも、たくさんの笑顔と最高のパフォーマンスを見せてください。




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