【ネタバレ有り】『卒業バカメンタリー』が普通のドラマとしてもアイドルのドラマとしても最高だった件について


※この記事はドラマの内容に触れまくりますのでネタバレ避けたい方はご注意を


ドラマ『卒業バカメンタリー』の最終回の本放送が終わりました。
私の地域は放送はまだなんですが、公式アプリで一足早く見ました。




あの…
最高すぎたんですけど。



結局誰1人として"卒業"できてはいないんですが、それよりも大切なものを見つけたような彼らのことがとにかく愛おしくて。


ラスト、部室に入ってきて馬鹿にするような態度の軽音部?の後輩の自転車を、カッとなってガクが倒してしまうのだけれど、すぐに彼含め4人で起こすところにグッときすぎました。。






はじめ、濵田くんと流星くんが連ドラのW主演をするということで、やったー!!!と喜んだ直後、その内容が「童貞を卒業できるかどうか」であることを知った時、正直
おいおいこのセクハラ・モラハラ・ジェンダーとデリケートな話題がなにかと物議を醸すこの平成30年目にまあとんでもない案件に自担を巻き込んでくれたな

って思わなくもなかったんですよ。てか思ってました。すいませんでした。


個人的には楽しんで見れるジャンルなんですよ。
ただ扱われ方によっちゃあほら…ノンママの前例がありますし…


だから正直、1話が終わった時点でも、素直に面白い!!という気持ちと叩かれたらどうしよう…という気持ちの半々で、それは9話まで続いたんです。
たぶん自担くんが主演でなければ素直に楽しんでいたんですけど、いかんせんモンペが顔を出すもんで邪念がまとわりついてきました。。




そして迎えた最終回。
看護師さんたちとの飲み会後、早番の彼女らを気遣って帰し、部室に帰って4人で1つの毛布で寝て、ふざけ合って朝を迎えるとイケイケな後輩たちに部室を追われる…という最後までなんとも言えない切ない展開。


けれど、「卒業おめでとう」と送り出してくれるタムラさん、変わったと言ってくれるスタッフに、手紙を用意する4人。最後は胴上げ…




すごい馬鹿なんだけど、4人はいつだって真面目で本気で、まっすぐだったんですよね。
最後まで。


それを捻じ曲げてまで無理矢理"卒業"する必要なんて多分ないし、そんなことをしなくても、彼らは彼らに足りなかった何かに気づけたんだから、それでいいじゃーんと。




正直、このドラマの最終回でこんなにもあったかい気持ちになれるなんて想像してなかったです。


ガクマオコウキジュンが愛おしすぎてずっと4人でいてくれとすら思う、、






あとこのドラマ、意図してかどうかはわからないんですけどアイドルドラマとしても最高だったんですよね。


自転車漕ぐ姿、試着室で着替える姿、作業着、キャバ嬢と語る姿、パーティーではしゃぐ姿、浴衣姿、体洗ったり温泉に入る姿、スナック、パンダの被り物、パジャマ、みんなで寝る姿…


濵田くんのなで肩とか吉田さんが音楽やってたりとか、リアルな話が交えてあったり(吉田さんはアイドルじゃないけど(笑))、どこまで計算なのかはわからないけど、出演者のファンが見て喜ぶような演出をごく自然に交えられていたのもとっても嬉しかった。


普通のドラマであからさまにアイドルであることを利用した無駄なカットや演出が苦手だから、、世界観の中にちゃんと彼らが存在すべくものとして存在していたことだけでもう感動。






公式ツイッターやインスタの宣伝もとにかく心地の良いものばかりだったし、時々流れてくるインタビューもどれも温かくてよかった。




エンディングまで毎回凝っていて、ドキュメンタリー風だからこその素か演出かわからないようなオフショットも楽しかった。
濵田くんが撮った映像ってどれだ~~!!!




視聴率も3%前後を維持できていたみたいだし、今回は色んな人が見て楽しんでくれたんじゃないかなって思います。
最終回は4%超え!すごいよね。




円盤が楽しみだ~~!!




こんなに色んな人の情熱とか、愛とかをたくさん感じたドラマは久々でした。
そこに濵田くんや流星くんがいることが何より嬉しかった。


主題歌がジャニーズWESTのドラゴンドッグなのも最高だよね。。






スピンオフで新卒バカメンタリーしないかな~


いつまでもあの4人を追いたくて仕方ない(笑)






大好きなドラマが増えました。
出演者はもちろんのこと、シソンヌのじろうさん、演出の橋本さん、中尾監督、音楽の上樽水さん、ほかスタッフのみなさんもありがとうございました!!!



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