【ネタバレ】Netflix配信ドラマ『宇宙を駆けるよだか』【感想】

配信されましたー!!


Netflixドラマ『宇宙を駆けるよだか』!!!


待ち遠しい、待ち遠しいと思っていた配信日もきてしまうとなんだか緊張しました。


が!!
もうめちゃくちゃよかったーーー!!!



これは大好きなドラマです、、


てなわけで、以下ネタバレ含む感想です。








4人の演技力がすごい!


いやーまずね!

重岡大毅
神山智洋
清原果耶
富田望生

この4人がほんっとに素晴らしいんですわ!!



そりゃー私には贔屓目がありますよ!
そんなことは百も承知なんですけど!!


ほんとに4人の演技が光に光っていた、、


特にそれぞれの入れ替わり。
女の子2人はほぼ全話通して入れ替わっている状態なんですけど、もう目から声色からすごくて。。
2人ともまだ10代なのに、すごい女優さんだと思いました。
震えた。


かみしげの2人は、さすがの息の合い方というか。やっぱり長年一緒にやっている、熟年夫婦でいてライバルみたいな2人だからこそあそこまでぶつかり会えたのかなと。


最初ね!
正直ビジュアル的に逆では??とか思ってしまったりもしていたんですけど。


重岡くんにクラスの人気者演じさせたらほんと天才的で、重岡大毅という人は本当に青春を絵に描いたような人だなと思いました。


一方神ちゃん演じるしろちゃんは、淡々とした中にも、葛藤や思惑が隠れているのがわかって、火賀と対照的な存在感を上手く出していたなと思いました。
球技苦手なのにバスケもよく頑張ったねほんとに…!!



あーー!これ、WESTファン的にはかみしげW主演!で盛り上がったりもしたけど
原作的には女の子2人(あゆみin然子)が主演だし
ドラマ的には4人全員主演だよねー!!!と言いたい。。


試写会のインタビューで、
果耶ちゃんと望生ちゃん、かみしげがそれぞれ「この相手じゃなきゃ」と語っていたのがよくわかるぐらい、出演者の絆が見えたドラマでした。
お互いを思った演技って、やっぱり伝わってくるなあ。




見た目か中身か、醜さとは、美しさとは、命の大切さ、家族の関係…それらの原作の魅力を余すことなく、むしろ映像化することでより鮮明に伝えることができていて。


演者もさることながら、撮影アングルや音楽もすごく素敵で、ほんとに出演者のファン以外の人にも見てほしい。




原作との相違点


ドラマ化にあたって、いくつか改変がありました。まず大きいところでいうと


・火賀の関西弁設定

これね~配信前は「原作ファンに叩かれたりするんじゃなかろうか」とか心配だったんです。


けど。
ナイス改変。まじで。


というのも、女の子2人は容姿も立場もわかりやすく違う。
ところが、男の子2人は性格が正反対とはいえ、入れ替わりの時にいまいちパンチが出にくいんですよね。実際マンガでも、どっちのセリフだ?と考えたところもあったりで。


火賀を関西弁にすることで2人(4人)が入れ替わった時にハッ!!!とする感じ。


火賀としろちゃんが入れ替わる時の神山くんの第一声「なんやねんこれ…」でもう事態がわかる感じがコレや!!!!!と思いました。

誰が入れ替わっているのかわかりやすいし、原作的にも火賀は中学の時の転校生の設定だったから、アリ寄りのアリ改変かと。


関西弁だと火賀の溌剌とした感じも増し増しでよかったです!


個人的にですが、こういう時に「なんで関西弁?」と言われるの、関西人としてはちょっと心が痛いところなんですよね。
だって実際どんな地域にも関西人たくさんいるのに、ドラマ出てる人が全員標準語ってンなアホな。と思ったりするので。


何の説明もなく関西弁の人がいたって別にいいじゃんね。



・火賀姉が見たかった

ひそかに楽しみにしていた火賀姉、やっぱり出てこなかったー!!!
というかあんまり火賀としろちゃんの家族出てこなかったのが寂しかった、、人件費削減かな、、

火賀姉にどつかれるしろちゃんとか、水本家で心配される火賀とかめっちゃ見たかったーー!

ただ、そのぶん然子やあゆみの家族がより丁寧に描かれていたのでそれはそれでよかったのかなと。


しかし火賀姉見たかったァー!!!!!








・宇金さんの設定


関めぐみ演じる宇金さん。
スタイルめっちゃよい。


原作では男性が宇金さんと入れ替わったので、つまりは宇金さんの中の人は男性だったのですが、ドラマは女の人。
女同士での入れ替わりでした。


まあ別に話に直接かかわる改変ではないので別にいいかなーって感じなんですけど
原作はなんで男性だったんだろう?
ゴスロリだったから、女性になりたい男性だったのかな?
男になりたい女性と入れ替わった(けど相手が戻りたがった)設定だったのかな…?そこまで描かれていなかったのでなんとも、ですが。






あとはビジュアル面。
しろちゃんが高身長じゃなかったり(神ちゃんごめん)、あゆみがロングヘアだったりしましたが、まあそれくらいは実写化でよくあることかなーと


最近の漫画実写化はわりと忠実に再現しがちですけど、まあドラマだしいんじゃない?と思います個人的に。


ビジュアルまで寄せたら、原作と違うところがもっと細かく気になってきそうだし。


というわけで主な相違点でした~






火賀に恋して2018

これは完全に個人的な感想なんですけど


あの、あの、あの、
火賀ァーーーーー!!!!

もう火賀がやばい。
好きにならないはずがない。


これはもう見た人100人中101人が恋します。
これはもう。


やべー


爆モテ重岡爆裂モード。


ほんと青春が服着て歩いているのが重岡くんですね。最高だ。






…というわけで。
最後取り乱しましたけど、本当にいいドラマでした。


原作が全3巻と、連ドラにするには短めだと思うんですけど、原作へのリスペクトを残しつつそこにエッセンスを加えてより面白くしているのがとてもいいなと思います。


よくマンガの実写化で気になることって、結局そのマンガの魅力というか、テーマというか、その辺をきちんと描けているかどうかだと思うんですけど、このドラマは本当に原作に惚れ込んだ方が、原作の魅力や伝えたいことを十分に理解して、さらにそれを映像として面白いものに仕上げていると思いました。




逆にそこさえ抑えられていれば、多少のビジュアルやキャラ設定の違いも気にならないというか、むしろ今回ならプラスになることが多かったというか。


そしてそれはまた、この物語のテーマに繋がることでもあるなあとぼんやり思ったりしました。






キャスト、スタッフ、全ての人の努力と、絆を感じるドラマでした。


いいもの作ってもらったなあって思います。
しばらくリピート生活が続きそうです。





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